鮮明な仕上がりで、大量印刷に向いています。
パンフレットやチラシなど、平版印刷で最も多用されている印刷方法です。弊社での「通常の印刷」は、オフセット印刷を指します。インキを版に付けた後、ブランケットと呼ばれる転写体にインキを転写し、紙に印刷する方法です。
オフセット印刷には、あらかじめ適当なサイズにカットした紙に片面ずつ印刷していく「枚葉機(まいようき)」と、ロール紙にハイスピードで印刷する「輪転機(りんてんき)」があります。チラシなど10万部以上の大量印刷には輪転機が向いています。
弊社では、枚葉機の最新鋭である8色印刷機が稼働しています。
部数が少ない印刷を短納期で低価格に仕上げたい場合に向いています。
名刺や小ロットのチラシなど、“オンデマンド=必要な時、必要なだけ”印刷する方法です。コンピュータからダイレクトにデジタル印刷機で出力するため、製版工程が無いことから「無版印刷」とも呼ばれています。
インキの代わりにトナーを使って印刷するインクジェットプリンタを利用したものもオンデマンド印刷の一種です。
展示用のポスターなど、オフセット印刷では対応できない大きなサイズ(目安:A2以上)で、枚数の少ない場合に向いています。
大型インクジェットプリンタでデータから直接出力します。出力した後に、表面加工をして強度を増すこともできます。
パンフレットやチラシ、冊子などは、用途に合わせてサイズを決定します。はがきなど、印刷物によっては定型サイズが決められているものもあります。
チラシやはがきなど1枚ものは、片面のみの印刷か、両面に印刷するかを掲載内容のボリュームよって決定します。
複数ページのパンフレットや冊子などは「面付け」により、両面印刷となります。
ページ数の決定は、4ページ、8ページ、12ページというふうに、4の倍数で考えていきます。

フルカラー印刷は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色(色の3原色+ブラック)から成り立っており、これら4色のインキを掛け合わせることによって色を表現します。コンピュータのモニター上では、色は光の3原色(RGB)で構成されており、印刷の色の構成とは異なります。そのため、印刷する場合はCMYKに変換する必要があります。

モノクロ印刷は、黒1色での印刷です。掲載内容が文字のみの時など、単純に黒ベタ1色で印刷する場合と、写真などが含まれている場合には、白から黒の間をグレー階調で印刷することもできます。
CMYK以外の特別なインキで印刷する方法です。チラシや名刺など、シンプルな印刷に、1色や2色の指定が多く使われています。
黒の代わりに、赤い特色を指定すると、「赤で印刷する」という感覚です。
特色を2色選択して印刷すると、1色よりもイメージが広がります。チラシなどによく見られる方法です。

印刷に使用される紙には、塗工紙と非塗工紙に分類されます。
塗工紙とは、印刷機能を向上させるために、表面に特殊な塗料を湿布した紙です。表面が滑らかなため、色を鮮やかに再現することができるので、パンフレットやポスターや写真集などのカラー印刷や写真の印刷に向いています。光沢の度合いは、デザインを活かす趣向に合わせて選びます。
表面に光沢が出るよう塗工されたグロス系アート紙(コート紙)、白色面(インクがのっていない部分)の光沢が抑えられるよう工夫されたダル系アート紙、白色面、カラー部分共に光沢が抑えられるよう処理されたマット系アート紙に分類されます。
非塗工紙とは、パルプを原料として紙が出来上がったままの状態で、表面に凹凸が見られます。平滑度が低いと色が沈んで見えるため、カラー印刷や写真の印刷には不向きです。しかし、紙面を見る時の目の負担が軽いため、文字の多い冊子の本文などに向いています。
非塗工紙の中でも上質紙(色のついたものは色上質紙と呼びます) は、商業印刷、一般印刷、書籍、封筒など、中質紙は、教科書、文庫本、雑誌本文などに使用されます。
用紙の厚さは重さで表記し、「kg」で表すのが最も一般的です。例えば、四六判90kgとは、四六判(788x1,091mm)の用紙が1,000枚集まったとき90kgになる厚さのことです。同じ紙の厚さでも、菊判(636x939mm)では、換算すると62.5kgになります。(菊判は規格A版、四六版は規格B版の用紙寸法です。)
目安としては、官製はがきの厚みが180kg(四六版換算)位になります。また、用紙によって厚さのバリエーションは異なります。
| 四六判 | 菊判 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 55kg | 38kg | チラシ、雑誌本文など |
| 73kg | 50.5kg | チラシ、雑誌本文など |
| 90kg | 62.5kg | チラシ、雑誌本文、リーフレットなど |
| 110kg | 76.5kg | パンフレット本文、リーフレットなど |
| 135kg | 93.5kg | パンフレット表紙、ポスターなど |
| 180kg | 125kg | パンフレット表紙、DMはがきなど |
| 220kg | 153kg | パンフレット表紙、DMはがきなど |
再生紙とは、古紙(使用済み、または加工時に回収した用紙)を原料に作られた用紙のことです。
古紙の配合率等に関しては、明確な定義は無く、1%でも混じっていれば「再生紙」となります。
原料となる古紙の中には、印刷された用紙も含まれおり、漂白をかけるのですが、通常の用紙に比べてやや黒ずんでいて、白色度が弱いとされてきました。しかし、近年では、技術が向上し、通常の紙と見分けがつかないくらいのものも多くなりました。また、古紙を再配合する際に、一度繊維をバラバラに壊してしまうため、強度が弱くなりますが、この点も日々改善が加えられています。
現在、古紙配合率100%の再生紙は、廃止の方向に動いています。それは、古紙を何度も再利用していると品質が落ちてしまうためと、再生紙の製造では、二酸化炭素の排出量が増えてしまうためです。ですので、環境のためにも100%にこだわらず、用途に応じて適切な再生紙を使用することをお勧めします。
パンフレットなどは、二つ折りや三つ折りなどのいろいろな折りの加工ができます。
パンフレットや冊子などは、中綴じや無線綴じなどのいろいろな綴じ(製本)の加工ができます。
ポスターなど、主に強度を増す目的で、紙の表面をコーティングします。
両面をフィルムで挟み、端を留めます。PP加工よりもさらに防水性が強くなります。
表面に箔を押します。とても高級感があります。
用途:ハードカバーの表紙など。
タイトル文字・ロゴなどを浮き出しさせます。
用途:会社案内の表紙など。
ファイリングするために、加工の段階で穴をあけることができます。
通し番号を印刷します。
用途:チケットや伝票など。
切り取り用にミシン目を入れます。
用途:チケットや伝票など。
手で折りやすいように、あらかじめ折り目の筋を入れておきます。
用途:厚手のリーフレットやカードなど。
円形やいろいろな形に型抜きをします。
用途:ポップやポケットフォルダーなど。
用紙を数十枚束にした状態で、一辺を糊付けします。手で簡単にはがせます。
用途:便箋やクーポン券、メモ帳など。