データ作成

データ作成のポイント

DTP用アプリケーション

下記の制作アプリケーションをご使用の場合。

Adobe Photoshop/Adobe Illustrator/Adobe InDesign/Acrobat(PDF)
制作アプリケーションにかかわらず、入稿の際は最終データのプリントアウトを必ず添付願います。

Adobe Photoshopの場合

対応バージョン CS5/CS6/CC

カラーモードは全てCMYK:8bit(フルカラー印刷の場合)としてください。
保存形式は、Photoshop PSD形式とし、エンコードはJPEGとしてください。
ICCプロファイルは埋め込まないでください。
また、貼り込み画像の場合はPSD形式で入稿ください。

Adobe Illustratorの場合

対応バージョン CS5/CS6/CC

トンボはトリムマークを使って作成し、線色はレジストレーションを指定してください。またドキュメント設定にて、作成サイズ+3mmの断ち落としを付けてください。サードパーティ製プラグインは使用しないでください。
カラーモードは全てCMYKにし、特色(スポットカラー)は使用しないでください。
フォントは全てアウトライン化してください。
保存形式はIllustrator AI形式とし、「PDF互換ファイルを作成」オプションにチェックを入れてください。
画像はできるだけリンクで配置してください。
埋め込んだ場合も、元の画像を別フォルダに添付してください。

Adobe InDesignの場合

対応バージョン CS5/CS6/CC

カラーモードは全てCMYKにし、特色(スポットカラー)は使用しないでください。
サードパーティ製プラグインは使用しないでください。
フォントは可能な限り全てグラフィックス化(アウトライン化)してください。
アウトラインをとる事が不可能な場合は、弊社利用可能フォントを使用し、それ以外のフォントは使用しないでください。
※弊社利用可能フォントに関しましては「ご利用可能なフォントについて」をご覧ください。
保存する際、全ての配置画像と一緒にご入稿ください。(パッケージ機能を使うと配置画像の収集が確実です。)

Acrobat(PDF)の場合

フォントは全てPDFに埋め込むか、元データ上でアウトラインをとった上で保存するようお願いします。
PDF/X-1a 又は、X4形式での入稿をお願いします。
アプリケーションのバージョンが古く、PDF/X-1a形式で保存できない場合は、使用しているバージョンでの最新形式で保存するようお願いします。
PDF1.4以前になりますと日本語フォントを埋め込む事ができない場合がありますので、ご注意ください。

ご利用可能なフォントについて

MORISAWA PASSPORT 全書体
FONT WORKS LETS エントリーパック
ダイナフォント DynaFont Open Type 100
フォントにつきましては、アウトライン化したデータとアウトライン化する前のデータを入稿していただければより確実な印刷物の作成と万が一の修正にも対応することができます。

DTP用 Microsoft Office用

Microsoft Officeのアプリケーションをご使用の場合の注意点

Microsoft Office等の事務用アプリケーションはもともとオフセット印刷用のデータを作成することを考慮されていないため、稀に不具合が発生する場合があります。
弊社ではできるだけご入稿いただいたデータのイメージに近づけるようにいたしますが、それでも元のOfficeデータのイメージと印刷物の仕上がりイメージが変わってしまう場合がありますので、あらかじめご了承ください。
フォントやレイアウトが変わってしまうことがあります。

Office系のアプリケーションでは、データを作成した時に使用したフォントがインストールされていないPCで書類を開くと自動的に別のフォントに置き換えられてしまいます。そのために、文字の形状やレイアウトが崩れてしまいお客様側でのイメージと異なる印刷物が仕上がってしまう場合があります。
弊社での製版時にできるだけお客様が制作された状態に近づける為に、ご入稿時には必ず見本となるプリントアウトを添付願います。
添付していただいたプリントアウトとは、出力機の違いにより、色が変わってしまうことがあります。あらかじめご了承ください。

RGBから印刷用CMYKに変換されたデータの色の違い

オフセット印刷ではシアン・マゼンタ・イエローにブラックを加えたCMYKの4色で指定します。
RGBとCMYKの特性上RGBの方が色の表現範囲が広いため印刷用のCMYKに変換した際に色がくすんで見えてしまうことがあります。(のイラストをご参照ください。)
画像の仕上がりが違ってしまうことがあります。

通常、印刷用の画像データは画面表示用の5倍の解像度が必要になります。画面表示は72dpiもしくは96dpiですが印刷物では350dpiの解像度のデータを必要とします。そのために画面上では綺麗に見えていても、印刷するとぼやけていたり粗くなっていたりすることがあります。
※イメージ通りの仕上がりの印刷物を仕上げるためには、解像度の低いデータは縮小して使用していだくようお願いします。デジタルカメラなどの72dpiのデータは20%に縮小して使用すると実質解像度が360dpi程度になります。
※画像データは、Officeのファイル内に貼り付ける他に高解像度のオリジナルデータも合わせてご入稿願います。

装飾系の特殊機能について

テクスチャ・パターン・透明効果は、製版データ作成の際にイメージが変わることがあります。
ご入稿の際に添付していただいたプリントアウトに出来るだけ合わせるようにいたしますが、制作時点であらかじめご使用をお控えください。
ご入稿の際は最終データのプリントアウトを必ず添付願います。